昨日の深夜にtwitter観てたらこんなツイートを発見した
もうちょっとちゃんと wri.pe を使うために chrome に textarea を vim で編集するためのプラグインを導入したので勝つる!
— unok (@unok) July 31, 2013
( wri.peとはmasuidrive(twitter)さんが開発していらっしゃるweb上のmarkdownエディタです.)
気になってググってみたら Edit with emacs っていうプラグインらしいってことがわかり,
ちょっと面白そうだったので導入してみました. 本来はemacsを起動するためのプラグインだと思うんですが,vimも起動出来ます.
Chromeで vim っていうと,Vichromeとかが有名です.
こういう系のプラグインはhjkl でページが移動できたり,/(スラッシュ)でサイト内検索をすることが出来る様になるものです.
一方,Edit with emacs は textareaの編集の時にmac上のvimを呼び出して ブラウザの外部でテキスト編集を行える プラグインなのでアプローチが結構違います.
ちなみに,chromeからは直接macの内部にはアクセス出来ないのでローカル立てたサーバーを経由して vimを起動しています.
使い方
手順が若干めんどくさいです.
まず Edit with emacsをダウンロードして導入します.
次に gfxmonk/edit-serverをクローンしてきて '~/bin/edit-server/' となるように配置します.
'edit-server/edit-server/__init__.py' を開き,36行目を自分の環境に合わせて エディタのパスを変更します
OPEN_CMD = shlex.split(os.environ.get('EDIT_SERVER_EDITOR', ' ここを変更 -f'), comments=False)
'python ~/bin/edit-server/edit-server' でサーバーを起動させる python 3系では動きません 2系を使いましょう
chromeに戻り,edit with emacsを右クリックしてオプション設定を開き テストのカテゴリからテストをする. 成功するとこんなアラートが表示されます.
- ここまで出来たら textareaの下にエディタを起動するボタンが出現します. たまにレイアウトの都合でボタンが表示されない事がありますが,その場合は設定で"textareaをダブルクリックしたらエディタを起動する"みたいなオプションもあるので試してみてください. (なぜか右クリックのメニューから起動するオプションは上手く動作しません..)
実際使ってみると...
用途によってはありだと思います.
向いている用途
向いてない用途(使用できない用途)
- webベースのIDEでの利用 (高性能のものは,基本的にシンプルなtextareaではないので起動出来ません)
- ブログの編集 ( ブラウザ上で画像の挿入とかした場合にその情報がvimに反映されないので不便 )
結論は ありなしなし くらいですね.
一度試してみるのは面白いと思います.
おまけ
chromeプラグインつながりで便利なものが他にもあって,Always Inject jQuery ってやつなんですけど, これを入れとくとJQueryが入ってないサイトでもコンソールからJQueryが使えるようになるので便利ですよ