かなりざっくりとした知識しかないので間違いがあれば訂正お願いしますm(__)m
このエントリーの対象とする人
- インターネットとかよくわかんない人
目次
一般向けな話
- IPアドレスの話
(とりあえず,ここまで書きました)
ちょっと情報系っぽい話
- グローバルIPとローカルIPの話
- NAT超えの話
IPアドレスの話
IPアドレスはインターネットに接続されているコンピュータに一意に振り分けられている番号の事で,これを住所代わりにすることで日々ネットワーク通信が行われています.
例えば Yahoo Japanにブラウザを使ってアクセスするときにもIPアドレスによって通信が行われています.アドレスバーに表示される yahoo.co.jpというのはドメインと呼ばれるものでこれは覚えにくいIPアドレスを覚えやすい英数字に置き換えたものです(はじめにhttp://が表示される場合がありますがこれは通信の方法の指定しています)
このドメインはDNSという特殊なサーバーによってIPアドレスに変換されます.
つまり大雑把に仕組みを整理すると
- ブラウザ(IE,Firefox,Chrome etc..)でyahoo.co.jpにアクセスする
- ブラウザはDNSに問い合わせヤフーのサーバーのアドレスを教えてもらう
- 教えてもらったヤフーのアドレスにアクセスしてデータを受信する.
という手順でブラウザは動いています.もちろんIPアドレスを知っていればDNSを介さずにサーバーにアクセスすることも可能です.
macやLinux系の端末を利用しているのならばターミナルでpingコマンドを利用するとIPアドレスが表示されます(pingが何であるかは省略します)
windowsの方はこれらの知恵袋にやり方が載っています(正しいかは未確認です)
上の画像の2行目よりyahoo.co.jpのipアドレスが<124.83.147.212>とわかったので直接この数字をアドレスバーに打ち込みましょう(本来は始めにhttp://が必要ですがブラウザがいい感じに処理してくれます)
すると同じページが表示されたかと思います.またヤフーなどの大型サイトでは負荷分散をしているので場合によって異なるIPが表示されることがありますが,この話も難しいので省略します.
とりあえず,ここまでの話の流れでIPアドレスがなぜ「インターネットの住所」と呼ばれるわかったと思います.ただyahooなどのサーバーと私達が利用しているコンピュータでは多少話が異なります.
ハッキングは可能なのかって話
ハッキングをするには少なくとも自分のパソコンからターゲットとなるパソコンに情報を送る必要があります.
私たちの利用するコンピュータにもIPアドレスは振り分けられているのでIPアドレスがわかれば悪意のあるプログラムを送れるような気がしますが,これにはいくつかの障害があります.
1,2がなぜこのような仕組みになっているのかという話もとても長くなるので省略します. 2番の話をもう少し説明すると,IPアドレスは個々の家に置かれているルーターと呼ばれる装置に割り当てられていて(例外もあります),ルーターが一つのIPアドレスを上手につかって複数のコンピュータをインターネットに接続しています.つまりIPアドレスがわかっただけではルーターで送られたデータは止まってしまいます.
この状況を郵便に例えると,
送りたいマンションの住所は日々変わり続けててしかも調べる手段もない.もし住所がわかったとしても何号室 なのかわからないし,そもそもどんな形で何号室まであるかもわからない.
という状況になっています.つまり結構安全な仕組みできています.
じゃあ,実際行われているハッキングはどういうことなのって話
ただ私たちのコンピュータが完全に安全かと言われるとそうではありません.自らを危険に晒す行為をしてしまうと,相手に乗っ取られてしまうこともありえます.簡単に言うと
自分で居場所を教えて,入り口を作ってしまう
こういう悪意のある動作をするプログラムのことをウィルスやワームと呼びます.このような悪意のあるプログラムを不用意に自分のパソコンに侵入させないために怪しいソフトのダウンロードなどを落とすことに注意を払う必要があります.
これまでのまとめ
- IPアドレスが住所っていうのは半分くらいあってる
- ハッキングの被害に怯える必要はそんなにない. ただあやしいソフトはダウンロードしないほうがいい(・∀・)