黎明期に人気を集めた"後で読む"アプリ
スマートフォンが一般にも普及してきた2010年頃、後で読む(save-for-later)系のサービスが注目を集めていました。当時二大サービスとして「Read It Later」と「Instapaper」がありRead It Laterは2012年にPocketという名前にブランドを変えました。Instapaperは作者の意向でAndroidアプリが当時無かったため、Androidユーザーであった私はRead It Laterを愛用していましたが、定期的な端末内のアプリリストの淘汰によってアプリはアンインストールされ自然と使わなくなっていました。
テキスト読み上げ機能
pocketの機能で、めちゃ簡単に記事を音声化できるの良い。 pic.twitter.com/Qg9qRc29f7
— Yuki Ishikawa@メルペイ (@mazeltov7) 2020年3月31日
上記のツイートでPocketの音声読み上げ機能の存在を知り再度インストールしてました。スクリーンショットはiOS版ですがAndroid版でも音声読み上げ機能は利用できます。読み上げ能力はAmazon Pollyくらいの品質です。聞いてて心地よいかは別として十分に聞き取ることが可能です。タイトルと本文などコンテキストによって声色が切り替わったり、間合いのとり方に工夫を感じられ個人的にはとても好印象です。無料プランで日本語のテキスト読み上げをサポートしているサービスは2020年現在ではとても貴重だと思います。
有料プラン
Pocketにはもちろん有料プランがあるんですが、なんとも商売下手な感じがして可愛らしくもありちょっと不安になります。個人的には無料プランではテキスト読み上げに制限をかけても良さそうに思えるんですが、有料プランの設計の難しさは計り知るところでもあるので外野からは応援することしか出来ないですね。有料プランに乗り換える価値があるかは別として好きなアプリの一つなのでスポンサーしたくなるそんなアプリです。
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